GMTマスター II 126710BLRO ブルーレッド オイスターブレス

GMTマスター II 126710BLRO ブルーレッド オイスターブレス
GMTマスター II 126710BLRO ブルーレッド オイスターブレス
GMTマスター II 126710BLRO ブルーレッド オイスターブレス


ロレックスの中でも常に高い人気を誇るGMTマスターⅡ。
「126710BLRO」は、青赤のベゼルが特徴的で「ペプシ」という愛称で親しまれています。
一目でわかるそのデザイン性は圧倒的支持を受けており、2ヵ国の時間を同時に表示できる点も魅力的です。

現在オイスターブレスとジュビリーブレスの2種類が展開されており、こちらのオイスターブレスはよりスポーティな印象を与えます。
特にカジュアルな装いにマッチし、着用するだけで腕元を彩ります。

2023新作 ローマン・ゴティエ「コンティニュアム チタン エディション フォー」

強さと優しさの絶妙なバランス
2023年の新作として、ローマン・ゴティエから「コンティニュアム チタン エディション フォー」が登場しました。ブレゲ スーパーコピー「コンティニュアム チタン エディション フォー」はコレクションが持つ現代性と洗練を受け継いでいます。ブラックのADLCチタンケース、縦のラインが構造的に描かれたブラックのチタン製ダイヤルが自己主張の強い個性を強調する一方で、アイスブルーで彩られたディテールの明るさがその強さを和らげ、まさに強さと優しさの素晴らしいコントラストです。

モダンで若々しいデザインによってローマンの自由な創造力を映し出している「コンティニュアム」は、17年以上にわたるブランドと製造の発展の中で獲得したノウハウの結晶です。
「本質は技術にあり、スタイルはカジュアルに、そして精神は自由に」のフリーダムコレクションの考えからこの時計は誕生したと言えます。英語でのコレクション名(C by Romain Gauthier)にある「C」は、この製品のコンセプトである連続したつながり(continuum)や時間や空間における連続性(continuity)、広い意味での継続性(continuity)に由来することから重要な意味を持っています。それはローマン・ゴティエの哲学の一部である、時計の未来についてのビジョンであり、ブランドにとって新しい領域を広げたのです。
この時計の製造にあたり、ケースはムーブメントと調和すべきだということ、しかも現代的で整っている必要があるということは、ローマンにとって明らかに不可欠なテーマでした。さらに設計に際して快適さや人間工学、素材の選択を十分に考え、その結果ケースはブラックグレード5チタンで作られました。同様にブラックグレード5チタンで作られたダイヤルは製品に一貫性を与え、連続性の意味を思い出させます。つまり、時刻表示を完結させてしまうような円はダイヤル上どこにもないのです。
フィンガーブリッジスタイルに着想を得て、ムーブメントの設計にはジュウ渓谷の時計製造の歴史に倣いながらモダンなアプローチを取り入れており、進化する伝統というローマンのビジョンを示しています。
ローマン・ゴティエはブラックチタンのエディション フォーを、世界限定38本のみで発表、ムーブメントブリッジには「1 of 38」と刻印があります。

コンティニュアムの詳細

独特なダイヤルに表現された連続性
 コンティニュアムとは現代性と連続性がそのすべてです。それはムーブメントの設計だけでなくダイヤルデザインについても同様です。時計をよく見ると分かりますが、時分針がオフセンターダイヤルで、インデックスは実にわずかですが徐々に細くなるようにデザインされ、しかもそれぞれの長さが異なっています。また、7時位置にあるスモールセコンドで明るいライトブルーに彩られた5秒毎の目盛は、インデックス同様にそれぞれ長さが違っており、ラインの先端が細くなっています。

 ローマンは、ダイヤルになぜこのような凝ったデザインを持たせたのか、その目的を次のように説明しています。「時計製造の中でよく見るような『囲まれて閉じた円』より、オープンで風通しのよいダイヤルにしたいと思っていました。ダイヤル上のインデックスの伸びたラインは中心軸に向かって徐々に細くなり、やがてほとんど見えないくらいの点になるというイメージです。これこそが『連続性』という考えを強調しています」


 立体的な針は18Kホワイトゴールド製の小さな塊から加工されており(モノブロック構造)、高い視認性を確保するためにスーパールミノバが塗布されています。

インデックス
 針と同様に、数字やバーインデックスも18Kホワイトゴールドのモノブロック構造で、立体的なアプライドインデックスです。エッジの面取りが特徴的で力強い存在感を生み出し、スーパールミノバが塗布されています。

ダイヤル
 ケースと同様にブラックチタンで作られたダイヤルには、木の柾目のような細い縦のラインの装飾が施され(ストレートグレイニング)、ダイヤル全体に立体感をもたらしています。

目を惹きつけるケースとストラップについて

ケース
 エディション フォーでは、ケース、ラグ、バックルがグレード5チタンで作られ、ADLC加工という専門的な加工処理によって美しいブラックに仕上げられています。カーボンをベースにしたこのコーティングによって、擦り傷や衝撃による傷に対する耐性が強くなり、アレルギーも起こしにくくなっています。また、化学物質や溶剤にも強いです。

ベゼル
 ダイヤルを取り囲むチタン製のベゼルで目を惹く幾何学的な輪郭は、他のローマン・ゴティエの時計では見られなかったフォルムです。ベゼルはまずラウンドシェイプに機械加工され、丸みのある面が作られます。次にベゼル表面の6か所にまっすぐなカットを入れて、平らな6つのファセットを生み出します。このファセットにポリッシュ加工をして光を反射させることによってベゼルに光沢をもたらす一方で、残りのサテン仕上げ部分が光を和らげます。これと同様のファセット加工は時計裏面のサファイアアクリスタルの周囲にも再現されています。

ケースバンドとラグ
 ベゼルとケースバックの間にはワンピース構造になったケースバンドとラグが、サテンとポリッシュ仕上げを取り入れながら幾何学的に作られており、巧みに生み出されたフォルムの美しさを楽しむことができます。

ストラップとバックル
 チタン製ピンバックルの付いたラバーストラップがラウンド型のケースバンドと角度を持ったラグに沿うよう成形されており、まさにケースの延長線上に自然に続いているように見えます。また、ラバーにはダイヤルと同じような、縦方向のラインを強調した立体感のある仕上げが施されており時計のデザインに連続性をもたらしています。

リューズ
 さらにローマンの製品ではお馴染みですが、2時位置に巻上げと時刻設定の役割を持つリューズが配置され、手首の動きを妨げないようなスペースを工夫されています。リューズに取り付けられたラバーのおかげで手巻きがしやすくなり、同時に時計に色のアクセントを加えています。


スネイルカムを採用した賢いストップセコンド機構

 ローマンがコンティニュアムに搭載したストップセコンド機構によって時刻を正確にセットすることができます。

 その仕組みは他の多くのストップセコンド機能と同様に、リューズを引いた瞬間、テンプ(テンワ)にブレーキをかけるというものです。しかしローマンは動きを止めるために、ストレートあるいはL字型のストップレバーを使わずに、スネイルカムを採用することを選択しました。これには2つの機能を持たせています。まずリューズを引くとスネイルカムがテンワに触れてその動きを止めます。次にリューズを押し戻した時に、スネイルカムが止めた位置から回転しますが、カムの段々と広くなるフォルムが回転することによって、再びテンワが勢いよく動き始めるための助けとなります。

 ブランドに親しむ方たちであれば、ローマンが過去の作品でスネイルカムのユニークな形状を使ってきたことをご存知でしょう? そうです、高い評価を受けたロジカル・ワンで見ることができます。

設計と装飾が現代性と出会う自社製ムーブメント

 手巻きの自社製ムーブメントに受け継がれた現代性と連続性というテーマが、ケースバックのディスプレイを通して見事に表れています。

 主役はフィンガーブリッジです。これはローマンの生まれ故郷、ジュウ渓谷の時計製造の歴史の中で代表的なものですが、この時計では現代的に解釈されています。これらのブリッジはそれぞれ水平に構成されており、「階段状」の形を成しています。これはロジカル・ワンのブリッジと同様の構造になっていますが、この時計での効果はムーブメントにボリューム感と奥行をもたらすだけでなく、ブリッジが文字通り歯車やテンプの上で、切れ目なく流れているような感覚を与えます。

 ケースやダイヤルと同様に、ブリッジも軽量のグレード5チタンから作られており、様々な仕上げを施すことによって対照的なトーンや質感を持たせています。それぞれのブリッジの外側のエッジは二重の面取りが特徴的です。また、ブリッジのフラット面とルビー周りは一段高く縁取りされておりへアライン仕上げになっています。この縁の内側には、ローマン・ゴティエの工房にいる手作業仕上げのスペシャリストが特別な手彫りの技術を使い、全くのオリジナルで小さな窪みをたくさん彫り込んだような独特の質感を生み出しました。ブリッジの下にあるムーブメントのメインプレートには手作業でフロスト加工が施されています。

 印象的な装飾はブリッジやメインプレートだけに留まりません。ローマンのトレードマークである、面取り加工されたリングを繋げた形状のスポークが特徴の歯車やラチェットホイールには円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)が施され、クリックやスネイルカム、ローマンのもうひとつの特長でもあるS字型の溝を持つスクリューは美しいポリッシュ仕上げで磨かれています。また、主ゼンマイを収めた香箱の蓋は素晴らしい渦巻状の模様(スネイリング)で装飾されています。

 コンティニュアムの調速機構は、わずかにカーブしたアームを持つテンワ、極小の目盛が付いた偏心の補正ねじと、最大剛性のために三角形状になったアンクルを手で組み立てており、ローマン・ゴティエらしい特徴を備えています。

IWC、パーペチュアルカレンダーを搭載した純白のトップガンモデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」を披露

IWCは、ホワイトセラミックス製のケースにパーペチュアルカレンダーを備える「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」を発表した。トップガンコレクションのカラーコンセプトのひとつ、「レイク・タホ」を採用した本作は、モノカラーの強烈なコントラストと永久カレンダー、独自技術のダブルムーンフェイズが融合したコンプリケーションモデルとなっている。

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IWCとPantone® により「IWC Lake Tahoe」と名付けられたこのカラーリングは、アメリカの山岳地帯に位置するタホ湖の、澄んだ水を囲む冬景色にインスピレーションを得たもの。また、「サービスドレス・ホワイト」と呼ばれる米海軍の制服もオマージュしている。

目の覚めるようなモノカラーフェイスを持つ永久カレンダーモデル
 IWCのトップガンコレクションでは、ダークグリーンの“ウッドランド”とウィンターホワイトの“レイク・タホ”という2色のカラーコンセプトが展開されている。

 今回、このレイク・タホを採用した新作モデルとして、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」が披露された。発売は2023年秋を予定している。

IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」
ケースに採用されたホワイトセラミックスは、長い年月をかけてIWCで開発が進められてきた素材であり、このレイク・タホはブランドを象徴するカラーリングと言える。自動巻き(Cal.52615)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約7日間。ホワイトセラミックケース(直径46.5mm、厚さ15.6mm)。6気圧防水。553万8500円(税込み)。2023年秋発売予定。

 本作は、ブラックの文字盤と、ホワイトの表示部、セラミックケース、ラバーストラップが強烈なコントラストを演出する1本だ。このコントラストは視認性にも大きく貢献しており、46.5mmの大径ケースや巨大なリュウズと合わせて、手元で強大な存在感を発揮するコレクションになっている。

 ケースに採用されたホワイトセラミックスは、酸化ジルコニウムと他の酸化金属の混合物を、炉の中で焼成するという高度な製造工程を経て製造されたもの。対傷性に優れ、極めて軽量なセラミックスはパイロットウォッチにとって理想的な素材であり、本作にも実用時計にふさわしいタフネスと圧倒的な個性を与えている。

 また、本作のハイライトには、永久カレンダーとダブルムーンフェイズ機能を搭載したコンプリケーションモデルである点も挙げられる。1980年代に誕生して以来、洗練、改善が重ねられてきたIWCの永久カレンダー機能は、異なる月の長さや閏年を自動的に認識し、2100年まで修正する必要のない極めて精度の高いものとなっている。

12時位置に配置されたダブルムーンフェイズは、IWCが特許を取得した、北半球と南半球の月の様子を表示する機能だ。実際の月の満ち欠けとの誤差は、577年と半年間でたった1日分しか生じない。

ムーブメントには、自社製Cal.52615を搭載する。両方向回転のローターを使ったペラトン自動巻き機構とふたつの香箱を採用した本機は、約7日(=約168時)間のロングパワーリザーブを誇る。ムーブメント径は37.8mmと大きめではあるが、その分実用時計にふさわしい強固さを秘めたムーブメントとなっている。

ムーブメントの精緻な構造はシースルーバックとオープンワークのローターを通して鑑賞可能だ。

なお本作は、7度のF1™世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンが発表前の2023年6月21日に着用していたモデルである。

2023年6月21日、フランス、パリのクリヨンホテルを後にするルイス・ハミルトン。

ブルガリが厚さわずか1.8ミリ(500円玉と同じ)、極薄腕時計

ブルガリが厚さわずか1.8ミリ(500円玉と同じ)、極薄腕時計「オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデル」を10本限定にて発売。お値段5221万円

ブルガリとしてはなんとしても10周年記念モデルで世界最薄の座を奪還したかったのだと思われるが
さて、「薄さ」という他腕時計ブランドが注目していない領域を追求し続けるブルガリ(BVLGARI)。

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自身でたびたび「世界最薄腕時計」の記録を塗り替えていますが、今回なんと厚さ1.8ミリというとんでもない薄さを持つ「オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデル」を発表することに。※オクト フィニッシモ ウルトラ自体は2022年3月に発表されており、今回のモデルはそれをベースにしたオクトの10周年記念モデル

ちなみにこの「1.8ミリ」というのは500円硬貨と同じ厚さといえば「いかに薄いか」がわかるかもしれません。
ブルガリ「オクト」は10周年
ブルガリ「オクト」は2012年に誕生した新シリーズで、円と八角形(オクタゴン)をモチーフにしたデザインを持っており、その面の数は当時「130以上もある」として売り出されたもの。

発売当初はとくに薄さを標榜していたわけではなく、ぼくが欲しかった「バイレトロ」「クアドリレトロ」といった普通の厚さをもった腕時計が主流だったのですが、2017年のバーゼルワールドにて突如「世界最薄」となる厚さ5.15ミリの「ブルガリ・オクト・フニッシモ・オートマティック」を発表し、そこから一気に「薄さ」を追求する方向へとシフトしています。※バイレトロ、クアドリレトロを購入しなかったのは、そのメンテナンス費用があまりに高額だったから
ただ、今回発表されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルの厚さは「(2022年モデルと同じ)1.8ミリ」という驚くべきレベルにあり、つまり5年でその薄さを1/3くらいにまで詰めてきたということを意味します。

しかしながら、この1.8ミリという薄さをもってしても現時点では世界最薄ではなく、いまのところ世界で最も薄い腕時計はリシャール ミルの「RM UP-01」の1.75ミリ(50円玉と同じくらい)。※このリシャールミルRM UP-01は、オクト フィニッシモ ウルトラが発表された4ヶ月後に記録を塗り替えている

もちろんブルガリは今回の10周年記念モデルにて、リシャールミル RM UP-01より薄い腕時計を作って世界最薄記録を奪還しようとしたのだと思われ、しかし「0.5ミリの壁」を突破することは難しかったのかもしれませんね。

ただ、世界最薄の座は逃したものの、ブルガリは未だトゥールビヨン、ミニッツリピーター、クロノグラフ、自動巻き、永久カレンダーといったカテゴリにて「世界最薄」を記録しており、現在その記録は7つとなっています。

オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルはこんな腕時計
そこで今回発売されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルを見てみたいと思いますが、この驚異的な薄さを実現するにあたってブルガリは根本的な腕時計の設計を見直しており、「ひとつのパーツに4つの役割」をもたせることで腕時計全体のパーツ点数を削減し、この腕時計の設計段階にて8つの特許が申請されたとアナウンスされています。

仕様としては2022年のオクト フィニッシモ ウルトラに近く、しかし右上の時間を表すダイヤル上に「10」が強調されているのがその違い。

しかしながら腕時計本体以外にも10周年記念モデル特有の「特別仕様」が見られ、それはこのプレゼンテーションボックス。

このボックスにオクト フィニッシモ ウルトラを収めると、設定した時間へと自動にて時刻あわせを行い、かつゼンマイの巻き上げ(手巻き)も行ってくれるという機構を持っており、このボックスだけでも相当な価格となりそうです。

なお、お気づきのとおり文字盤の左上にはQRコードがレーザーにて刻まれていますが、これを読み取ることで10周年記念モデル専用のウエブサイトにアクセスでき、その腕時計の製造過程の画像や動画を見ることができるほか、NFTアートワークにもアクセスできるのだそう。

このオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルは10本のみの限定販売となっており、価格は5221万7000円に設定され、しかしすでに全本数が完売済みとのこと。

IWCの人気モデル、TOPGUNにモノトーンの「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 トップガン」登場!なお新作インヂュニアのサンプル機は日本上陸間近とのこと


ポートフィノ、トップガン、ドッペルクロノグラフあたりは「手に入れねばならない」と考えてはいるが
さて、IWCが人気の「トップガン」シリーズにブラックセラミックケースを採用したモノトーンの「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 トップガン(IW389401 / 1,211,100円)」を追加。

ちなみにですが、「41」という名称を持つもののケース径は41.9ミリなので、実際には「42ミリ」だと捉えたほうが良さそうですね。

なお、ストラップはラバー、そしてインターチェンジャブルシステム「EasX-CHANGE」を採用しているため、容易にストラップの交換が可能となっています。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 トップガンはこんな腕時計
IWCがこの「トップガン」を発表したのは2007年ですが、このセラミックは今やトップガンシリーズを象徴する素材だと考えてよく、これまでにはベージュの「モハーヴェ」、ホワイトの「レイク・タホ」が発売され、それぞれ非常に大きな人気を獲得しています。
そして今回採用されたのがブラックの酸化ジルコニウムセラミックで、このセラミックケースは焼成の際の歩留まりが悪く、よって生産効率に優れずコストが高くなるものの、その極めて高い硬度と耐傷性、さらには軽量で腐食に強いという性質から多くのユーザーに愛される素材となっています(カラーが豊富で、傷がつきにくいという観点から、ぼくもセラミック素材が大好きである。加えて冬場にもさほど冷たく感じず、体温にまであたたまるのが早い)。

なお、この「41.9ミリ」というサイズは人間工学を優先して決められたといい、リューズ(TOPに刻印が入る)とプッシュボタン、ケースバックはチタン製。

針やインデックス、レター類はすべてホワイト、ただし12時位置のスモールセコンドの針は「レッド」です。

ケースバックには「TOPGUN」のロゴが入りますが、聞いたところによると、IWCは映画「トップガン」には協賛しておらず(たしかにサイト上にもその表記はない)、しかし劇中にてIWCのパイロットウォッチが使用されているのは「本物のトップガン(アメリカ海軍アグレッサー部隊)で使用されているのがIWCの腕時計だから」で、(映画の”トップガン”で)リアリティを追求した結果、劇中でもIWCの腕時計が使用されるようになった、とのこと。

ちなみにケース厚さは15.5ミリ、そしてムーブメントはIWCの誇る自社製キャリバー69380。

ジン同様の「実用時計」の部類に入りますが、最近の腕時計におけるデザイン的特徴(ブレスレット一体型ケースや中空ケース)を一切持たず、いわゆる「昔ながらの腕時計」っぽさを貫くところには好感が持てます。

一方、どうしても「見た目だけで判断すると」割高に感じられるものまた事実であり、よってIWCの腕時計を身に着けている人を見ると「本物のツウである」といつもぼくは思うわけですね。※同じパイロットウォッチであれば、ぼくはどうしてもベル&ロスのほうに目が向いてしまう
参考までにですが、IWCで「流行を意識した」腕時計だとインヂュニアがその代表格だと思いますが(それでもまだ実用腕時計っぽい)、こちらのサンプル機は5月末から6月初旬にかけて日本全国を行脚するようなので、購入を検討している方は最寄りのブティックに問い合わせてみてはいかがでしょう。