IWCは、ホワイトセラミックス製のケースにパーペチュアルカレンダーを備える「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」を発表した。トップガンコレクションのカラーコンセプトのひとつ、「レイク・タホ」を採用した本作は、モノカラーの強烈なコントラストと永久カレンダー、独自技術のダブルムーンフェイズが融合したコンプリケーションモデルとなっている。

IWC スーパーコピー、スーパーコピー 代引き専門店

IWCとPantone® により「IWC Lake Tahoe」と名付けられたこのカラーリングは、アメリカの山岳地帯に位置するタホ湖の、澄んだ水を囲む冬景色にインスピレーションを得たもの。また、「サービスドレス・ホワイト」と呼ばれる米海軍の制服もオマージュしている。

目の覚めるようなモノカラーフェイスを持つ永久カレンダーモデル
 IWCのトップガンコレクションでは、ダークグリーンの“ウッドランド”とウィンターホワイトの“レイク・タホ”という2色のカラーコンセプトが展開されている。

 今回、このレイク・タホを採用した新作モデルとして、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」が披露された。発売は2023年秋を予定している。

IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “レイク・タホ”」
ケースに採用されたホワイトセラミックスは、長い年月をかけてIWCで開発が進められてきた素材であり、このレイク・タホはブランドを象徴するカラーリングと言える。自動巻き(Cal.52615)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約7日間。ホワイトセラミックケース(直径46.5mm、厚さ15.6mm)。6気圧防水。553万8500円(税込み)。2023年秋発売予定。

 本作は、ブラックの文字盤と、ホワイトの表示部、セラミックケース、ラバーストラップが強烈なコントラストを演出する1本だ。このコントラストは視認性にも大きく貢献しており、46.5mmの大径ケースや巨大なリュウズと合わせて、手元で強大な存在感を発揮するコレクションになっている。

 ケースに採用されたホワイトセラミックスは、酸化ジルコニウムと他の酸化金属の混合物を、炉の中で焼成するという高度な製造工程を経て製造されたもの。対傷性に優れ、極めて軽量なセラミックスはパイロットウォッチにとって理想的な素材であり、本作にも実用時計にふさわしいタフネスと圧倒的な個性を与えている。

 また、本作のハイライトには、永久カレンダーとダブルムーンフェイズ機能を搭載したコンプリケーションモデルである点も挙げられる。1980年代に誕生して以来、洗練、改善が重ねられてきたIWCの永久カレンダー機能は、異なる月の長さや閏年を自動的に認識し、2100年まで修正する必要のない極めて精度の高いものとなっている。

12時位置に配置されたダブルムーンフェイズは、IWCが特許を取得した、北半球と南半球の月の様子を表示する機能だ。実際の月の満ち欠けとの誤差は、577年と半年間でたった1日分しか生じない。

ムーブメントには、自社製Cal.52615を搭載する。両方向回転のローターを使ったペラトン自動巻き機構とふたつの香箱を採用した本機は、約7日(=約168時)間のロングパワーリザーブを誇る。ムーブメント径は37.8mmと大きめではあるが、その分実用時計にふさわしい強固さを秘めたムーブメントとなっている。

ムーブメントの精緻な構造はシースルーバックとオープンワークのローターを通して鑑賞可能だ。

なお本作は、7度のF1™世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンが発表前の2023年6月21日に着用していたモデルである。

2023年6月21日、フランス、パリのクリヨンホテルを後にするルイス・ハミルトン。