ショパール アルパイン イーグルに息づくジュエラーとしての豊かな色彩感覚。

スポーツシックなラグジュアリーウォッチを標榜するショパールのアルパイン イーグルが新たな領域を開いた。それは豊潤なカラー。ハイジュエラーとして培った美的感性やノウハウを注ぎ、文字盤やジェムセッティングで独自の世界観を展開する。マニュファクチュールのウォッチメイキングと結びつくとともに、次世代への責任も見据えた美しさは唯一無二の輝きを放つ。

もはや周知のことかもしれないが、アルパイン イーグルは2019年に登場した。その前身は1980年に発表されたサンモリッツである。これは現在、共同社長を務めるカール‐フリードリッヒ・ショイフレ氏が、父であり、当時の代表だったカール・ショイフレ3世を説き伏せ、メゾン初のステンレススティール製スポーティウォッチとしてデザインしたもので、この成功とともに自身の代表作となった。そして次世代を担う立場として、この伝説的アイコンウォッチに注目したのが息子のカール‐フリッツ氏だった。おもしろいことに、不安視する父に対して意外にも積極的に相談に乗ったのは祖父だったそうだ。かくしてオーナー家3代に渡るウォッチメイキングの情熱がここに結実したのである。

アルパイン イーグルはサンモリッツをモダンに解釈したデザインをベースとしつつ、文字盤にはイーグルの虹彩を思わせる繊細なパターンを施し、シャープな面取りで仕上げた一体型ブレスレットにはアルプスの岩盤を思わせる質感が与えられた。スイスの大自然への思いを宿し、そこには時計メーカーとしてだけではなく、ハイジュエラーとしての美に対するこだわりと洗練の技がいかんなく注がれている。2020年にはクロノグラフモデルを投入し、デビューから数年のあいだに高振動キャリバー、フライングトゥールビヨン、そしてスモールセコンド表示を備えた極薄型モデルとバリエーションを広げ、アルパイン イーグルはメゾンの新たなアイコンとして確立した。そして、その新境地を開くのはハイジュエラーとしての繊細な色彩感覚だ。

ショパールの歴史を改めて振り返ると、1860年に時計師ルイ-ユリス・ショパールがスイスのジュラ地方にあるソンヴィリエで創業した工房に遡る。その高い技術と品質からヨーロッパの王侯貴族に愛用され、1937年にジュネーブへ移転したのちも着実に名声を得ていくが、1960年代、ポール-アンドレ・ショパールの時代には後継者が途絶えたことで存続の危機に陥る。これに手を差し伸べ、ショパールの経営を引き継いだのがドイツの老舗ジュエラーとして名を馳せたカール・ショイフレだった。

カール・ショイフレは1904年にドイツのプフォルツハイムで会社を創業し、ジュエリーウォッチはじめ、ペンダント、メダル、ブレスレット、ブローチといったアクセサリーにアール・ヌーヴォーに着想を得たフローラルのモチーフで人気を博した(ちなみに彼はエスツェハ/Eszehaというブランド名で販売した)。戦後、家業を継いだ孫のカール・ショイフレ3世は、金細工職人であると同時に優秀な時計職人でもあり、本格的なウォッチメイキングの確立を模索していた。ポール-アンドレ・ショパール、そしてカール・ショイフレ3世との出会いは互いにとって好機であり、大きな転換点になったのである。

1976年にハッピーダイヤモンドを発表し、ムービングダイヤモンドはジュエリーウォッチの世界に革命をもたらし、ショパールの名は時計の世界に一躍広まった。それから2年後には自社内に独自の合金生産のできる鋳造工場をいち早く設立し、ジュエリーと時計の開発製造における垂直統合化を果たした。そして今では毎年カンヌ国際映画祭において、レッド カーペット コレクションの新作ハイジュエリーが世界の注目を集めるほど、ジュエラーとしてのショパールの名は世界的に知れ渡っている。そう、ショパールのアイデンティティを支える根幹には、時計メーカーとして、そしてジュエラーとしての歴史があり、このふたつの歴史を持つことがショパールのウォッチメイキングにも大きな影響を与えていることを忘れてはならない。

アルパイン イーグルには、自社で金を鋳造するゴールドファウンドリを持つ強みを生かしてフルゴールドモデルも豊富に揃う。だが、イエローゴールドモデルのラインナップはそれほど多くない。左:自動巻き(Cal.Chopard 01.01-C)。COSC認定クロノメーター。18KエシカルYGケース&ブレスレット。41mm径。厚さ9.75mm。100m防水。時計の詳細はこちら。右:自動巻き(Cal.Chopard 09.01-C)。COSC認定クロノメーター。18KエシカルRGケース&ブレスレット。36mm径。厚さ8.4mm。100m防水。時計の詳細はこちら。

ショパールのハイジュエラーとしての自負はモノづくりばかりでなく、素材そのものにも向けられた。2013年に責任ある調達を目指すフェアマインド認定のエシカルゴールドの採用に着手し、3年後にはすべての製品において100%エシカルゴールドの使用を宣言。さらに2019年に発表したアルパイン イーグルではリサイクルスティールを70%含有するルーセントスティール™を採用しているが、そのリサイクル率はすでに80%を超えており、2025年までに90%以上の達成を掲げている。また、2023年末までにアルパイン イーグル含むすべてのSS製ウォッチにルーセントスティール™の使用することが決定している。

さらにこの責任ある調達の精神はメゾンで使用されるダイヤモンド、プレシャススストーンにもおよぶ。たとえば、ショパールで使用するすべてのダイヤモンドは、いわゆる“紛争ダイヤモンド”ではないことが証明されたキンバリープロセス認証を受けたもの、加えて原産地が特定できないものや、認証制度の未実施国や地域からのダイヤモンドを売買しないことを義務付ける自主規制を敷き、調達先のトレーサビリティが可能なものだけが使用される。

こうした取り組みは、持続可能性のある社会の実現に向けたメゾンとしての使命であり、サステナブル・ラグジュアリーへの旅として長期的なプロジェクトに位置づける。ショパールにとって、それは時を超越する真のラグジュアリーの追求なのである。

ナチュラルな美しさを引き出す、洗練の美学と熟練の技の世界

ジュエラーとしてのショパールの存在を際立たせているのは、共同社長であり、ハイジュエリー部門を統括するアーティスティック・ディレクター、キャロライン・ショイフレ氏が提唱する“ナチュラルな美しさを引き出す”ことを主眼に置いたスタイルである。

「宝石には本来備わった美しさがあります。ジュエラーがすべきことは、過度に手を加えずそれを引き立てること。シンプルなデザインのなかでこそ、彼らの卓越したスキルが発揮されます」

ショパールのジュエリーは、この彼女の感性をもとにデザインされ、ジュネーブのメイランにある本社内に設けられたハイジュエリーアトリエから生み出される。このハイジュエリーアトリエは極めて秘匿性が高いため、どれほどの経験を持つ職人がここでの作業を担当できるのかは明かされないが、キャロライン・ショイフレ氏のアイデアとスケッチがデザイナーへと渡され、その後ワックス彫刻職人や鋳造職人、宝石職人、細工職人、ジェムセッター、研磨職人など、同アトリエが誇る多くのアルチザンたちの芸術的な技巧を経て徐々に形作られていく。

コンクエストなど、魅力的な時計を幅広く取り揃えた。

伝説的なパテック フィリップのリファレンス1518から、トロピカルな文字盤を持つロレックスの金無垢サブマリーナーまで、魅力的な時計を幅広く取り揃えた。またイエローゴールド(メッキではない!)ケースのブライトリング トップタイムや、パワーリザーブインジケーターを搭載したロンジン コンクエストなど、あまり見かけないモデルもある。

ロレックス サブマリーナー Ref.1680/8、トロピカルダイヤル
YGのロレックス サブマリーナーは、アメリカ発のテレビドラマ『マイアミ・バイス』らしさがある(番組内のドン・ジョンソンは、実際はデイデイトを着用していたが)。文字盤がトロピカルになっていて、ゴールドの輝きとよく合っている。当時の非ステンレススティール製サブマリーナーで見られるインデックスの特殊な形状にちなんで、こちらのRef.1680/8には“ニップル”ダイヤルを採用している。ケースは分厚く、オリジナルのブレスレットもしっかりとしていると説明があり、時計には元の購入レシートも付属している(当時の価格が気になるところだ)。裏蓋の刻印を見ると、もともとは軍人のロバート・シッソン(Robert Sisson)中佐が購入したもののようだった。Googleで検索をすると、シッソン中佐は2009年に亡くなり、ベトナムでの任務を含む22年間の勤務のあと、1985年に退役していた。

パテック フィリップ Ref.1518、パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ クロノグラフ
“パテック フィリップのパーペチュアルカレンダークロノグラフは、時計収集の世界でほかに類を見ないほどの王道的な遺産を築き上げている”。この言葉は、ベンがこの素晴らしいパテックについて書いたReference Points記事から引用したものだ。そしてこの系譜は、1941年に連続生産された初のパーペチュアルカレンダークロノグラフであるリファレンス1518から始まる。このリファレンスは10年あまりにわたって提供され、合計281本が販売された。いま見ているのは、文字盤からわかるように1950年代初頭の後期モデルである。というのも、1948年に“&Co”の表記がパテック フィリップによって外されており、いわゆる“ショートサイン”が表記されているのだ。とはいえ、1518の真に重要なのはその美しさである。すべての機能がエレガントな35mm径ケースに完璧に収められ、ムーンフェイズも素晴らしい。この時計は私にとって最高の逸品だし、これまでに製造された時計のなかで、最もエレガントなコンプリケーションウォッチだと思っている。特にアラビア数字が植字されたこのバージョンは素晴らしい。

ホイヤー オータヴィア “エキゾチック” Ref.1563
このオータヴィアのオレンジの配色は、このRef.1563が1970年代のものではないかと疑わせるかもしれないが、そのとおりである。これはホイヤーが1960年代の終わりに、オータヴィアに導入した自動巻きクロノグラフムーブメントからも推測することができる。しかし、このオータヴィアの文字盤はほかのホイヤーとは完全に一線を画している。このモデルは、ユニークな段差のあるハッシュマークを備えていることから“エキゾチック”というニックネームで呼ばれている。さらに今見ている個体はミュージアムに収蔵できるレベルのコンディションを保ち、トリチウムのインデックスには美しいパティーナがあり、この時代のホイヤーでは非常に見つけにくいカミソリのように鋭いケースを備えている。

ロンジン コンクエスト パワーリザーブ
このロンジン コンクエストの文字盤は魅力にあふれている。シルバーの仕上げもとても素晴らしいが、それ以上に重要なのは、非常にスマートな方法でふたつのコンプリケーションを表示しているところだ。まず、12時位置に日付があるが、これは通常の3時配置とは異なり、ダイヤルの対称性を乱すことはない。第2に、時計の針が完全に止まるのを防ぐために、時計を再び着用するタイミングを知らせてくれる、回転式のディスク型パワーリザーブインジケーターが中央に鎮座している。このコンクエストは自動巻きムーブメントを搭載しているため、注意していれば手で巻く必要はない。見たところローレット加工されたリューズはオリジナルではなく、ほかのコンクエストで見られるように、このフォーラムにあるものや、ここで見つけたほかのRef.9035に類似した、ロンジンのサイン入りリューズがオリジナルだと思われる。

ブライトリング トップタイム Ref.2004、ソリッドゴールドケース
ブライトリング トップタイムは私のお気に入りのクロノグラフのひとつで、ジェームズ・ボンドとのつながりがあるにもかかわらず、しばしば見過ごされている(『サンダーボール』でボンドが使っていたガイガーカウンターウォッチは、Qによって改良されたトップタイムだ)。トップタイムコレクションはキャッチーなデザインと、ロレックスとホイヤーが同時期に打ち出したモータースポーツ(タキメーターを含む)の世界を連想させる外観によって、ブライトリングをより若いユーザーにアピールすることを目的としていた。防水性を高めたモノブロックケースのリファレンスもあれば、裏蓋が取り外し可能なクラシックなケースもある。私が思うトップタイムの魅力はその特別な逆パンダ文字盤にある。インダイヤルはこの時期のホイヤー カレラに見られるオールホワイトではなく、シルバーになっている。とはいえRef.2000と2003を筆頭に、市場で見つけることができるトップタイムのほとんどはゴールドメッキだ。しかし、このRef.2004の裏蓋には、18Kゴールド製ケースだという表記が誇らしげに刻印されている。

伝説のCal.135を搭載した、ゼニス クロノメーター
このゼニスは間違いなく、これまでに生産されたなかで最高の手巻きモデルのひとつだ。大胆な発言? そう思うかもしれないが、このCal.135は1950年以降、ヌーシャテルのクロノメーター検定で5回連続で優勝したほど、非常に精度が高いと称賛されたものだ。このキャリバーを見ると困惑することだろう。明確な目的を持った、見事なまでのシンプルさを実現しているからだ。Cal.135は、最高精度を目指してつくられたキャリバーだ。このムーブメントは、非常に大きなテンプ、調整機構、ブレゲひげゼンマイを備えた、直径が大きいムーブメント(仕様では約30mm弱)である。これは、オメガの30T2RGクロノメーターキャリバーと、同じムーブメント設計哲学を反映している。この種のクロノメーター級のムーブメントは、連続生産された天文台用競技ムーブメントのなかで最高の進化形であり、一般的にはここで見られるように、非常に控えめではあるが超高品質なケースに収められる。

文字盤は驚くほどバランスがとれていて、大きなスモールセコンドレジスター(ムーブメントのクロノメーター性能を評価するのに適している)と鋭いインデックスのおかげで、ドーフィン針と驚くほどバランスが取れている。

このゼニス クロノメーターは、Dr.Crott Auctioneersによって提供される。こちらのリストに記載されているように、エスティメートは3300ユーロから5000ユーロ(当時の相場で約41万~62万円)であり、率直に言って、これほど素晴らしく傑出した時計としてはお買い得である(編注:結果5400ユーロ、当時の相場で約67万円にて落札)。

1970年代の珍しいパテック フィリップ、“エキゾチック”なユニバーサル・ジュネーブ、そしてスキー大会で贈呈された40年代のクロノグラフ

今週のテーマは珍しくて独特なものだ。希少で滅多に見かけない、数が少ないものばかりを集めた。ロレックスにインスパイアされたと思われる100本限定のヴァシュロン・コンスタンタンや、数本しか存在しないステンレススティールのパテック フィリップなど、個性を際立たせたいならお任せあれ。

もう少し複雑なものが望みなら、とてもレアなユニバーサル・ジュネーブのコンパックスや、独特なケース構造のレコード クロノグラフがおすすめだ。予算を抑えつつも希少性を求めるなら、限定のポルシェウォッチもある。

ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.6782
ヴィンテージウォッチの世界では希少性が過度に強調されることが多いが、実際にはそうでない時計にもこの言葉が使われることがある。希少性という言葉の重みが薄れてしまう一方で、本当にレアな時計を見つけることの興奮や特別さが一層際立つ。最近、クリスティーズの時計部門がそのような個体を発見した。最新のセールカタログを読んでいたら、まさに目を引く逸品が飛び込んできたのだ。それは以前にも取り上げたモデルであったが、こんなに魅力的な構成は初めてだった。

これはヴァシュロン・コンスタンタンのRef.6782で、コレクターからは“ターノグラフ”として親しまれている。シンプルなダイヤルレイアウト、“サンダーバード”スタイルのエンジンターンドベゼルといい、その見た目は有名なロレックスをほうふつとさせるが、批判を招くようなものではない。100本しか製造されなかったこのリファレンスは、商業的な意図によるものとは思えないからだ。むしろデザインの興味深い試みと言えよう。本モデルはヴァシュロンがスポーツウォッチ市場に初めて進出したものであり、ヴァシュロンが低い完成度で回転ベゼルを仕上げるとは考えにくい。

リューズが交換されているかもしれないが、そのほかの部分はとてもキレイで、厚みのあるケースと完璧なダイヤルを備えている。そのふたつの要素だけでもこの希少な時計を購入する理由としては十分だが、さらに魅力的なのはオリジナルのヴァシュロン・コンスタンタン製18Kイエローゴールドのブレスレットが付いていることだ。現存するRef.6782のなかでも、このようなブレスレットがセットされている個体はごくわずかであり、そのなかでもこの特定のブレスレットを注文したものはさらに少ない。この1本を除いて、一体型でないメッシュブレスレットが装着されたものは1本しか見たことがなく、ほかはすべてプレジデントスタイルかストレートエンドリンクのメッシュブレスレットが付いている。

クリスティーズはこの時計をオンラインセールで出品していた。落札価格は2万ドル(当時の相場で約213万円)である。

ユニバーサル・ジュネーブ コンパックス Ref.885.107、1971年製
今日、話題の的になっている時計メーカーが時計業界に与えた影響といえば、それは洗練された時計デザインのなかで色彩が広く受け入れられたことだろう。カラフルな時計は決して目新しいものではないが、過去20年のあいだに高級時計市場で一般的になったことは確かだ。これは称賛に値する。ブラックダイヤルのクロノグラフであふれるなか、変化を楽しむのは歓迎すべきことだ。そこで今週のまとめを続けるために、私のお気に入りのカラフルウォッチをひとつ紹介しよう。

かつて競合していたロレックスのスポーツクロノグラフと同様、ごく少数のコンパックスには、一般的なデザインよりも大胆な色や構成で仕上げられた“エキゾチック”ダイヤルがあった。ユニバーサル・ジュネーブは赤と青のアクセントが特徴のふたつのダイヤルバリエーションを約20本製造し、そのどれもがスポーツコンパックスのコレクターにとって最高峰とされている。本モデルはグレーとシルバーのツートンバージョンで、ブルーのミニッツトラックと同色のベゼルおよびサブダイヤルがアクセントとなっている。UG(ユニバーサル・ジュネーブ)はさらに、5分ごとの目盛りに赤いハッシュマークを配し、視覚的なアクセントを加えた。

この時計が特別なのは、ヘンリー社(Henry & Cie)のブレスレットが付属していること、さらにクラスプやオリジナルのボックスと書類がすべて揃っている点だ。販売しているディーラーを除けば、この時計がシングルオーナーの所有物であったことも大きなポイントである。ヴィンテージ市場では、時計が新たに市場に出回り、無数の人の手に渡っていないことはとても重要だ。というのもオリジナルの部品がすべて残っている可能性が高くなるからだ。アイコニックなスポーツクロノグラフコレクターなら、この時計に注目しないわけにはいかないだろう。

ラウンド・テーブル・ヴィンテージ(Round Table Vintage)は、この素晴らしいフルセットを3万4900ドル(当時の相場で約373万円)でサイトに掲載していた。詳細はこちらから。

ポルシェ 10万キロメートルウォッチ
コラムの熱心な読者と出会うときに、よく尋ねられることがいくつかある。私の個人コレクションはどんなものかと、お気に入りの時計についてだ。自身のお気に入りのリファレンスについて語るのも楽しいが、一番楽しみながら書けるのは、これまでに出合ったことのない時計かつ脳を整理するために数日間のリサーチが必要なものだ。ちょっとしたポルシェ好きとして、黎明期の最も熱心なポルシェドライバーだけに贈られたこの特別な時計に出合えたとき、本当に興奮した。

文字盤に有名自動車メーカーの名前をプリントした、ただの無名時計というナンセンスなものだと決めつける前に裏蓋を見てみてほしい。そこには“100 000 km”と書かれている。調査の結果、この32mmの時計は1950年代後半にポルシェ356のドライバーが、10万kmを走行した際に贈られたものであることが判明した。当時、ポルシェ356は完璧に設計された芸術作品とされながらも、単に優れたドイツ製の自動車として評価されていた時代である。一部には、ポルシェのビジョンに対する彼らの献身に敬意を表し、フェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche)自身が書いた手紙とサインを添えてドライバーに贈られたものもある。

さて、問題のコンディションについて触れたい。正直に言って、この時計のコンディションはあまりよくない。ダイヤル周辺にはかなりの使用感があり、修理中にできたと思われる傷もかなり気になる。それにもかかわらず、もしあなたが熱心なポルシェドライバーであり、ブランド愛好家なら、この時計を追い求めることを止めないだろう。過去に販売された例は高額にならなかったが、次に見つかるのがいつになるかは分からないため、気になるならぜひ手に入れて欲しい。

ポルシェの歴史に残るこの時計は、スイス・ローザンヌにあるドグニーオークション(Dogny Auction)にて600スイスフラン(当時の相場で約7万円)で落札された。詳細はこちらから。

パテック フィリップ Ref.3574
1970年代は、パテック フィリップの歴史において非常に興味深く実験的な時代を象徴している。多くの人々はこの時代全体をノーチラスの時代と特徴づけているが、それだけではこの楽しい時代に登場したほかの重要なリファレンスを見過ごしてしまうことになる。特に注目すべきは、パテック フィリップがこの時期に多くのSSケースを製造し始めたことであり、そのうちのいくつかは時代を象徴するスタイリングを特徴としていたことだ。

パテックは1970年にRef.3574を発表し、4年間の生産期間中に約500本のエクストラフラットCal.23-300を乗せた時計を製造した。この時計は市場に出回る頻度が非常に少ないことで知られているが、同時にその個性的な美学でも認知されている。より控えめなモデルではシルバーダイヤルが採用されていたが、カラトラバクロスのエンブレムが施されたダイヤル、ダイヤモンドカット仕上げの針、ホワイトゴールドのインデックスを備えた冒険的なモデルも少数存在する。この時計は後者の特徴を持つが、さらにもうひとつ異なる魅力を備える。それこそダイヤルに隠された切り札だ。

かつて、ブルーダイヤルのリファレンスはほとんど聞いたことがなく、初めてオークションで公開されたときはもしかしたら唯一のものかもしれないとまで考えられていた。その後ほかのも現れたが、ほかの時計と比べて玉数はきわめて少ない。これまでに市場に出回ったのはわずか5本で、そのうち2本は同じものだったと考えられる。このことからも、この時計が非常にエキサイティングであることが分かるだろう。パテック フィリップを愛するコレクターとして、またコレクションの最後の空白を埋めたい人や、伝説的マニュファクチュールから初めての1本を手に入れたい人にとってはまさに理想的な選択である。

モントリオールにあるティリエ タイム(Thillier Time)は、この超希少な時計を1万1750ドル(当時の相場で約125万円)で販売していた。パテック フィリップのSSモデルとしては非常にリーズナブルな価格である。詳細はこちらから。

1944年製、レコード・ジュネーブ クロノグラフ
どれほど素晴らしい製品を世に送り出しても、多くのブランドは時代の流れとともに消えてしまった。このことを知っているからこそ、彼らの歴史や製品に光を当て、その遺産を後世に伝えることが重要になる。多くの人にとってレコードはロンジンの子会社として知られているが、買収される前はスイスの優れた高級時計マニュファクチュールとして独自の地位を築いており、その仕上げのレベルは業界の名門ブランドに匹敵するものだった。次に紹介する時計は、最近見たなかで最も魅力的なクロノグラフのひとつであった。その考えを証明しよう。

このマルチスケールクロノグラフは、年月を経てもきわめて良好なコンディションで維持されており、均一に形成されたパティーナが見られる。またケース自体も興味深い。クラムシェルスタイルのケースに似た構造を持ちながらも、通常の4本ネジではなく、スクリューバックで全体が固定されているのだ。こういったデザインは日常的に目にするものではなく、それだけに意義がある。

先ほど紹介したポルシェウォッチと同様、この時計の裏蓋を調べるとさらに特別な要素が見つかる。通常の仕様や特徴を示す刻印に加えて、あとから追加された、歴史を物語るエングレービングがあるのだ。この時計はもともと1944年にスイス・ダボス(アルプスに位置し、スキー文化の歴史で知られる町)で開催されたスキー大会の優勝賞品として贈られたものである。年代は一致しないが、このエングレービングを調べているあいだ映画『やぶれかぶれ一発勝負!!(原文:Better Off Dead)』のスキーレースのシーンが頭に浮かんだ。当然この時計を見たあとに、(映画のワンシーンにあった)2ドルを借りている人たちに連絡を取り始めた。

カーズ&ウォッチズ(Cars & Watches)はこのスポーティな歴史を持つツーレジスタークロノグラフを5480ユーロ(当時の相場で約67万円)で販売していた。詳細はこちらから。

セイコー プロスペックス SRPL41K1 “プラジャムヤム” グリーン 1000本 タイ限定モデルのご紹介。

まず最初のこちらはグリーン文字盤が美しいSRPL41K1 “プラジャムヤム”です。

オメガスーパーコピーn級品 代引きタイ国内1000本の限定モデルで、定価は22,800 バーツ(約97,600円)。

ベースは現在国内展開の無いプロスペックスのモンスターSBDY115だと思います。

200m防水、ケース径42.4mm、キャリバー4R36は同じスペック。

さてニックネームのプラジャムヤム(Prajam Yam)はタイの伝統的な模様のことです。

公式のSNSから引用しますね。

貴重な国立芸術。
自然、信念、イデオロギーによって融合されたパターンです。
PROSPEX ダイバーのアジア限定版 “The Prajam Yam” 伝統芸能パターン。

タイのパターン「オンガード」
美しいデザインで、他のパターンに結ぶこともできるタイの基本パターンのひとつです。4枚の花びら模様で、通常4面に飾られています。
信念によると危険から守るか守るかのようだ。
タイの重要な建築物に多くの地域で見られます。

モンスターなのでゴツめですがサンレイグリーン文字盤が非常に魅力的で美しいですね。

秒針のオレンジカラーも差し色として効いています。

1000本もあるのですぐには完売しないと思いますが・・・

購入には個人輸入や並行輸入業者を利用する必要がありますのでハードルは高め。

SRPL41K

SEIKO PROSPEX 「プラジャム・ヤム」伝統模様 アジア限定モデル(1,000本限定)SRPL41K

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特徴
ムーブメント:自動巻き(手巻き機能付き)

キャリバー:4R36

精度:日差 +45秒 ~ -35秒

パワーリザーブ:約41時間

ケース素材:ステンレススチール

ケースサイズ:直径42.4mm

防水性能:200メートル(ダイバーズ仕様)

風防:ハードレックスクリスタル(サイクロップレンズ付き)

ベゼル:逆回転防止機能付き、溝入りデザイン

バンド:ステンレススチール

デザインとインスピレーション
このモデルは、タイの伝統的な「プラジャム・ヤム」模様からインスピレーションを受けています。​緑のサンレイダイヤルに精密な印刷技術で模様が施され、セイコーの人気ダイバーズモデル「モンスター」ケースに収められています。​オレンジ色の秒針がダイヤルの緑と美しいコントラストを生み出しています。​特別な布張りのボックスに収められ、現代的にアレンジされた「プラジャム・ヤム」模様のパッケージで提供されます。

まとめ

いかがでしょうか。

「【タイ限定】セイコー プロスペックス SRPL41K1 “プラジャムヤム” グリーン 1000本」でした。

国内だと4R36搭載機はもうあまり見かけませんので次のモンスターは6R35になるのでしょうね。

BEAMSコラボレーションモデルのモンスター(コンビネーションモデル)が300本限定でリリースされてましたが、あれが最後かも知れません。

どんどんプロスペックスもセイコー5スポーツも高騰していますので、何本も集めるようなコレクションアイテムとしてはもう難しいですね。

このプラジャム・ヤムSRPL41K1は海外限定販売モデルなので国内で売ってる人がいたらラッキー。

どうしても欲しい方は自己責任で個人輸入してみてください。

それではまた!

ゼニスから2025年の新作情報です。ゼニス 03.3400.3610/51.C910。

今年創業160周年を迎えたゼニススーパーコピー代引き 激安のアイコンとも言えるトリプルカレンダークロノグラフに新作ですね。

先日ピンクゴールドケースの18.3400.3610/21.C911(国内定価3,641,000円)をご紹介しましたが、今回はスティールケースにラピスラズリ文字盤の03.3400.3610/51.C910です。

凄いですねぇ、トレンドの貴石ダイヤル。

ムーンフェイズも相まって、文字盤全体が宇宙のような美しさ。

スティールケースですが国内定価はなんと3,102,000円。

通常モデルが180万円ほどなので文字盤だけで100万円以上の価値があると言うことなんですね・・・

星空へと誘うブルー
精度に対するゼニスの優れた技術を物語る「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ」は、ラピスラズリ文字盤のディープブルーを背景に、時、日付、曜日、月、ムーンフェイズを表示します。パイライトのインクルージョンがブルーストーンの中でゴールドトーンに輝き、星の瞬く夜空を想起させながら、1つ1つのモデルにユニークな個性を添えています。1/10秒計測のクロノグラフ機能を備えたエル・プリメロ 3610 自動巻ムーブメントを搭載したタイムピースは、伝統にイノベーションとスタイルを巧みに融合させ、印象的なデザインを求める人のために作り上げられています。

38mmのスティールケースに、エル・プリメロ 3610 トリプルカレンダームーンフェイズクロノグラフ ムーブメントを搭載しております。

5気圧防水、60時間のパワーリザーブ。

男性でも女性でも着用できますね。

ホームページ上にはありませんが、ブレスレット仕様の03.3400.3610/51.M3200もあるようです。

03.3400.3610/51.C910

CHRONOMASTER ORIGINAL ACIER LAPIS LAZULI
クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ

38mmのスチールケースにブルーのカーフレザーストラップとスチールブレスレットを合わせたクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ。エレガントなラピスラズリ文字盤にはシルバーのカウンターが配されています。1/10秒計測のクロノグラフ機能を備えたエル・プリメロ 3610 高振動自動巻ムーブメントを搭載。曜日、日付、月表示とムーンフェイズ表示を備えています。

03.3400.3610/51.C910

¥3,102,000

エル・プリメロ 3610 ムーブメント
ゼニスが50年にわたって探求してきた高振動自動巻クロノグラフムーブメントの成果。エル・プリメロ キャリバーの最新バージョン、エル・プリメロ 3610は、5Hzの高振動で動作し、トリプルカレンダーとムーンフェイズを備えるキャリバーで初めて、1/10秒精度を提供する機能を備えています。動作持続時間にも改良が施され、60時間のパワーリザーブを備えています。

セールスポイント | SELLING POINTS
4時半位置に日付表示. 秒針停止機構. 1/10秒の計測と表示が可能な自動巻エル・プリメロ コラムホイールクロノグラフ. コンプリートカレンダー
(曜日、日付、月).ムーンフェイズ表示.パワーリザーブが約60時間に向上.
DIAL & 針 | HANDS
文字盤 | Dial
インデックス | Hour-markers
ロジウムプレート加工、ファセットカット、スーパールミノバ SLNC1を塗布.
針 | Hands
ロジウムプレート加工、ファセットカット、スーパールミノバ SLNC1を塗布.
CASE
素材 | Material
ステンレススチール.
ケース径 | Diameter
38 mm
開口径 | Diameter opening
33.05 mm
厚さ | Thickness
14 mm
ラグ幅 | Lug to lug distance
46 mm
クリスタル | Crystal
両面無反射コーティングのドーム型サ
ファイアガラス.
ケースバック | Case-back
シースルーサファイアガラス.
防水 | Water-resistance
5 ATM
ブレスレットとイヤリング
セカンドストラップ | Additional Strap

まとめ

いかがでしょうか。

「【2025年新作】ゼニス 03.3400.3610/51.C910 クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ」でした。

とてもキレイで良いと思いますが一般人が手の出ない価格なのが悔やまれます。

アベンチュリンじゃなくラピスラズリだから高いのかな?

ブルーカラーや貴石文字盤が好きな方にはフィットするでしょう。